「銀杏、うまっ!」あなたはついつい銀杏を食べ過ぎてはいませんか?
季節は秋となり過ごしやすくなりましたね。秋といえば道を歩いていると、なにやら「におう!」って感じになりませんか!?そう!銀杏がそこらじゅうにたくさん落ちていて、その匂いなんですよ!銀杏は独特なニオイなんだけど、食べたらおいしくてやみつきになってしまうこともありますよね。しかし、銀杏は食べ過ぎると体に悪いんです。まさか鼻血は出ていませんか?今回は銀杏を食べ過ぎるとどうなってしまうのか、銀杏を何個まで食べていいのか、銀杏の代替となるものはなにか紹介します。
銀杏を食べ過ぎるとどうなるの!?
銀杏を食べ過ぎるといろいろな危険な症状が出てしまうんです。
よく聞く話だと食べ過ぎると「鼻血が出る」ではないでしょうか。この原因は今のどころ具体的にはわかっていないようです。どうしてなるのか気になります。
他には食べ過ぎると銀杏中毒になるんです。中毒と言っても、食べるのが止まらない中毒ではなく、毒にかかってしまう方です。銀杏にはメチルビリドキシという物質が含まれていて、これがビタミンB6の働きを阻害してしまうのです。少し食べるぐらいなら、肝臓にメチルビリドキシを分解する物質があるので大丈夫なのですが、食べ過ぎると分解する物質の生産が追いつかないため、ビタミンB6の不足に陥ります。ビタミンB6が不足してしまうと、脈拍を打つのが速くなったり、めまい、嘔吐、痙攣を起こし、最悪の場合には死んでしまうこともあります。だいたい食後1時間から12時間くらいで症状が現れ、その症状が24時間位続く様です。
このようにならないためにも銀杏を数多く食べてはいけないのです。次に一日にどのぐらいまで食べていいのか紹介します。
一日何個まで大丈夫なの!?
銀杏中毒にならないためには、一般的に大人は10粒以上、子どもは7粒以上食べないほうがいいと言われています。ですが、この数字は人によって違うため、この数以上食べても大丈夫な人もいれば、これ以下しか食べていなくても中毒になってしまう人もいます。中毒になる7割は子どもだと言われているため、子どもはひと粒、ふた粒ぐらいでやめといたほうがいいかもしれません。
銀杏の代替となるものは!?
銀杏をたくさん食べたいけど中毒になってしまう・・・なるべく銀杏の食感をうまく出してくれる代替となるものを紹介します。
一つ目は「くわい」です。
くわいはこんな見た目です。
これを油で素揚げして、塩をまぶせば、銀杏のような食感を出してくれます。
二つ目は「むかご」です。むかごは山芋の葉の付け根にできる丸っこいのです。先ほど同様の方法で銀杏の食感になります。
三つ目は「にんにく」です。味は違いますが食感は近いと思います。
自分にあったものを見つけて挑戦してみたら結構楽しいと思いますよ!
まとめ
銀杏は実は体に良い食べ物なんです。漢方薬としても有名です。尿の出を抑えてくれるので、夜尿症・頻尿に効果があって、滋養も高く、高血圧も抑えてくれます。適切な量であるならば、毒にはならないので安心して食べてくださいね。
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