秋になるとスーパーで栗を買ってきたり、
栗拾いをして、持って帰ってきた栗を調理することがあると思います。
ですが、栗を調理するときのあく抜きがめんどくさく
「簡単な方法はないのかな」
と思うことがありますよね。
重曹やミョウバンを使って、あく抜きをする。
ということがありますよね。
実はこれらがなくても簡単にあく抜きをする方法があるんです。
今回は栗のあく抜きを簡単にする方法を紹介します。
また重曹やミョウバンを使うとどのような効果があり、効率よくあく抜きをする方法を紹介します。
栗のあく抜きを簡単にする方法は!?
栗のあく抜きは大変
そのような考えをお持ちではないでしょうか。
じつは最低限のあく抜きだけでも十分に栗をおいしく食べることができるんです!
その方法は「渋皮も剥く」という方法です。
入念なあく抜きが必要なのは、渋皮も一緒に食べるからなのです。
なので、渋皮も剥いてしまえば、簡単なあく抜きだけで済みます。
栗の渋皮を剥いたあとは、一晩栗を水に浸しておくだけです。
それであとは好きな調理を行えば、おいしく栗をいただくことができます。
しっかりと水に浸すためにも、ボウルの上にクッキングペーパーを置いて、
落し蓋の効果をつけると、しっかりと水に浸せます。
栗のあく抜きに重曹が必要なのは入念なあく抜きをするため!
栗のあくの多くは渋皮から出てきます。
なので、栗の渋皮煮といった、渋皮も一緒に食べるときは入念なあく抜きがないと、食べるときに苦味を感じるということが起きてしまいます。
なので渋皮も一緒に食べるときは入念なあく抜きを行っていきましょう。
入念なあく抜きに使われるのが「重曹(ベーキングパウダー)」や「ミョウバン」です。
アクはアルカリ性で重曹は酸性なので、重曹とアクが結びついて、アクが取り除けるんです。
重曹を使った栗のあく抜きの方法を紹介します。
- 鬼皮を剥いた栗を鍋の中に入れる。
- 鍋の中に栗が浸るぐらいの水を入れる。
- 鍋の中に小さじ一杯の重曹を入れる。
- そして沸騰するまで熱を加える。
- 沸騰したら弱火から中火にして、栗が踊らないようにする。
- そして10分~30分ぐらい茹でる。
- ザルに移し替えて水洗いをする。
- 渋皮のスジを取り除く(このときつまようじを使うと効率的)
これらを2、3度行い煮汁が薄くなるまで繰り返す。 - そのあとに、重曹を取り除くために、沸騰したお湯で2~3分数回栗を茹でる。
これで重曹を使った、あく抜きは完了です。
ここでもしっかりと浸すためにもクッキングペーパーを使うのがおすすめです。
数回にかけて渋皮のスジを取り除くときので、はじめから入念に取らなくても大丈夫です。
参考動画はこちらです。
栗のあく抜きはミョウバンを使うとより良い!?
あく抜きのみなら、重曹で十分ですが、それ以上の効果を望むのなら、ミョウバンを使うのもありです。
ミョウバンはあく抜きだけではなく、形崩れの防止や良い栗の色を出す効果もあります。
ミョウバンを使うときは、焼きミョウバンを使います。
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ミョウバンを使ったあく抜きの方法は重曹とほとんど同じです。
水1リットルに対して5グラムの焼きミョウバンを使って、あく抜きを行っていきます
茹でる前に、一晩ミョウバン水に浸すと、よりアクが抜けるそうですよ。
栗の色や、形崩れにもこだわりたいという人はミョウバンであく抜きをしたほうが良いですね!
まとめ
今回は栗のあく抜きの簡単な方法、重曹(ベーキングパウダー)やミョウバンを使ったあく抜きについて紹介しました。
栗ご飯、甘露煮、渋皮煮など、栗を使った料理はどれも魅力的ですよね!
あく抜きをしっかりと行い、おいしい料理を作っていただけたら嬉しいです。
こちらでは鬼皮の簡単な剥き方を紹介してます。
栗の鬼皮と渋皮とはなに?剥き方を簡単にするには圧力鍋は必要?
コメント
重曹は水にとかすと酸性ではなくアルカリ性になります
by ロビン 2018年9月24日 10:09 PM
コメントありがとうございます!重曹は炭酸水素ナトリウムですから、水に溶かすと塩基性になりますね。失礼しました。
by ゆう 2018年9月25日 10:32 PM