知り合いから栗が大量に届いた。
どうにかしないといけないと思い、調理しようと決意。
ネットで栗の調理法を調べてるけど、鬼皮と渋皮があってどっちがどっちかわからない。
しかも、調理法が複雑で少しでも簡単に調理したい。
栗は簡単に調理できそうなイメージがありますけど、工程をみると難しそうに感じますよね。
今回は、栗の鬼皮と渋皮について解説をし、そのあとに鬼皮の簡単に剥ける方法を紹介します。
栗の鬼皮と渋皮とはなに?
栗にはいろいろな箇所に名前があります。
それでは確認していきましょう。栗をお持ちの方は、栗を見ながら確認してくださいね。
栗があります。その状態で栗の外側の硬い皮ことを『鬼皮』といいます。
そして、栗のおしりのざらざらした部分があります。それを『座(ざ)』といいます。
食べるには栗を剥いていきます。鬼皮と座を剥くと、しわしわの栗が登場します。
そのしわしわの皮のことを『渋皮』といいます。
イメージする栗の身とはかけ離れていますが、渋皮を剥くとイメージ通りの黄色い栗が出てきます。
渋皮には栄養が含まれているので、栗の渋皮煮といったかたちで、渋皮を残した料理もあります。
渋皮にはタンニンが豊富です。タンニンは抗酸化作用や発汗を抑える役割があるので美容にいいんですよ!また渋皮にはアクがあるので、渋皮を残して調理するには入念なあく抜きが必要です。
栗の鬼皮のむき方を簡単にするにはどうすればいい?
渋皮を残すにしろ残さないにしろ、まずは鬼皮を剥かないといけません。
栗の鬼皮の剥き方を説明していきます。
- 鍋の中に栗を入れます。その中に水を栗が浸るぐらい入れます。
- 火をつけて、沸騰近くまでにします。
- 火を止め、取り出せるぐらいの温度になるまで待ちます。
- 取り出せる状態になったら、1つずつ皮を剥いていきます。
包丁で、鬼皮と座の境目に刃を入れて、栗のてっぺんに向かって剥きます。
イメージとして裂くような感じでおこないます。
そうすると、渋皮が残った状態になります。
コツは栗が十分に温かいうちに剥くということです。冷えてしまうともとに戻ってしまうので、温かいうちにおこないましょう。
仕方によっては厳格に時間を測るのもありますが、一度温かくしてある程度、置いておくと向きやすくなるので、この方法は簡単に剥けます。
渋皮も剥いてしまいたい。という場合は、先程の工程の包丁を入れる場合において、座を切って取ります。そうすると、身が出てくるので、渋皮と身の境目が確認されるので、そこに刃を入れて剥いていくと簡単に剥くことができます。
1番簡単な剥き方として、栗剥き専用の道具を使うほうがあります。
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これを使うと鬼皮、渋皮を同時に簡単に剥くことができます。ですが、渋皮も一緒に剥けてしまうので、嫌な人は道具を使うことをおすすめしません。
栗の鬼皮に圧力鍋をつかうと簡単に剥ける?
栗の鬼皮を剥くには圧力鍋を使うと簡単に剥くことができるという話もあります。
ですが、鬼皮を剥く時点で、圧力鍋を使ってしまうと、
鬼皮と渋皮がふっついて、剥きにくい。
身がホロホロになってしまう。
などがあるので、圧力鍋を使うとしたら、鬼皮を剥いたあとの渋皮を剥くときに使用したほうが良いかもしれません。
自信がないかたは極力圧力鍋を使わないほうが良いです。
どうしても鬼皮から圧力鍋を使用するなら、鬼皮に切り目を入れておく必要があります。
入れないと、中で割れてしまうことがあるので注意してくださいね。
まとめ
今回は栗の鬼皮と渋皮とはなにか。鬼皮を剥き方を簡単にするにはどうすればよいか。鬼皮を剥くには圧力鍋が必要なのか紹介しました。
渋皮のあく抜きなど栗には様々な工程がありますが、鬼皮に関しては今回紹介した方法で簡単にできます。
うまく調理して、おいしい栗を食べてくださいね。