暑い夏がもうそろそろ終わろうとしています。夏が終われば秋が来ます。秋にはお彼岸というイベントがありますが、みなさんはお彼岸の意味を知っていますでしょうか?
お彼岸の意味、いつお彼岸があるのか、お供え物について紹介したいと思います。
お彼岸の意味って?
彼岸とは仏教の言葉なんです。彼岸と書いて「あちらの岸」と読むことができますね。つまり、彼岸はあの世を表しているのです。正確には仏教では生死の海を渡って到達する終局・理想・語りの世界と言っています。ちなみに、私達がいる世界は此岸といい、迷いや煩悩に満ちた世界と言われています。
此岸は東に、彼岸は西にあるとされています。夜と昼の長さが同じになる春分の日、秋分の日に付近では彼岸と此岸が通じやすいと考えられています。そのため、お彼岸にお墓参りをするようです。
お彼岸っていつ?
お彼岸は一年間に2度あります。春彼岸と秋彼岸です。期間は春分の日、秋分の日を中日として前後3日間。つまり、一週間ずつ彼岸があります。
2014年の秋彼岸と2015年の春彼岸は次のようになっています。
彼岸入り 9月20日
彼岸中日 9月23日
彼岸明け 9月26日
彼岸入り 3月18日
彼岸中日 3月21日
彼岸明け 3月24日
「春分の日、秋分の日にお彼岸ってあるんだなぁ。」って覚えとけば安心ですね!
お彼岸のお供え物って?
お彼岸は年に春と秋に2度ありますが、それぞれお供えする物は違うんですよ。春には牡丹の花にちなんでぼたもちを、秋には荻の花にちなんでおはぎをお供えします。ぼたもちとおはぎは見た目が似ていますが、使用するあんこや大きさがちがいます。
ぼたもちは牡丹の花が大きいため、大きめに作ります。使用するあんこはこしあんです。
おはぎは萩の花が小さいため、小さめに作ります。使用するあんこはつぶあんです。
あんこの違いは小豆の収穫時期が秋のため、穫りたて秋にはつぶあんを年を越した春にはこしあんを使用しています。
まとめ
今年の秋彼岸は9月20日から9月26日にあります。つぶあんをしようしておはぎを作って、お供えしてみたらどうでしょうか。あの世にいるご先祖様たちが喜ぶと思いますよ!